アニメ制作、PaintManの機能紹介4
みなさんこんにちは、ことるなです。
今日もPaintManの機能紹介をしていきます。
今回紹介するのはレイヤーパレットです。
上(不透明度の下にあって青で選択されている)部分は今表示していて作業しているものです。
なのでAセルの一枚目ならa0001と表示されます。
そして下にある主線プレーンと彩色ブレーンですが、イラストソフトでいうレイヤーみたいなものになります。
動画さんが描いた絵をアニメ会社の仕上げがよく使っている『TraceMan』でスキャン、2値化すると自動的に黒の実線が主線プレーン、赤青緑の色トレスが彩色プレーンになるのです。
もう少し分かりやすくするためにキャラの素材を使うとこちらです。
こちらの線画だけなのが主線プレーンで
色トレスを含めた塗りが彩色プレーンになります。
基本、色は彩色プレーンでペイントします。
もちろん主線プレーンでも色は塗れますが、主線プレーンで塗った場合、彩色プレーンよりも優先されてしまうので彩色プレーンにあった色トレスなどはすべて消えてしまいます。
上の画像のように主線プレーンで紫でペイントすると、
彩色プレーン側で見ると髪やまつ毛、頬などが消えてしまうのです。
プレーンの切り替えるためのショートカットキーはデフォルトで『Q』になります。
時々この線いらないのでは?でも消すの不安だな…って思ったら主線プレーン側でそのパーツの色を塗っておけば検査時に修正しやすかったります。
今回はレイヤーパレットについて紹介しました!
説明するのってとても大変ですね。
次回もお楽しみに!
ではまた!